麻雀をやっていて一番やきもきする時間に、「一向聴から進まない」がありますよね。
それはもしかしたら、「一向聴の形」の理解を深めれば解決するかも!
ということでお勉強していきましょう。
「イーシャンテン」と読みます。
のようにあと1枚で聴牌する状態のことです。
タイトルの通り、一向聴には4種類あります。(厳密には別の細分化や七対子が絡んでややこしいです。ここでは考えやすくするために4分割してます)
一番上の余剰牌形が一番弱く下に行くほど強い一向聴となります。
それぞれ特徴や強さなどが異なるので、順に説明していきます。
悪形 3種8枚
良形 5種19枚
こんな感じの牌姿が余剰牌形のイーシャンテンです。
余剰牌として安全牌を持っているので安全度が高いケースが多いです。
のように7sにくっつけて高打点を目指す場合もあります。
一向聴の中では受け入れは少ない部類に入ります。
悪形 6種20枚
良形 8種26枚
こんな感じの牌姿が完全形のイーシャンテンです。
完全形の定義が、「良形が確定しており、かつすべての牌が受け入れを作っている」牌姿なので、
悪形がないです。
まずはこの一向聴を目指しましょう。
ここから話がややこしくなります。
悪形 6種20枚
良形はあとで
悪形の一向聴はかなり絶望です。
ヘッドレスの一向聴は受け入れが広いのが特徴です。しかし、同時に非常に不安定でもあります。
上記の牌姿で受け入れ6種20枚と完全一向聴と同等の枚数で聴牌しますが、良形の受け入れはなんと0枚。
おわおわじです。愚形×愚形のヘッドレスはごみちんです。
他に単純なヘッドレスで
みたいなのも実戦でよく頻発しますね。
この牌姿で受け入れ8種28枚(うち良形4種12枚)
良形(複合形含み) 13種42枚
はいつよい
ノベタンや亜両面も有効とみなせば、受け入れすべてが良形聴牌かつ42枚という太平洋並みの広さです。
良形(暗刻ヘッドレス)8種28枚
単純ヘッドレスでも一面子が暗刻になっていると受け入れが全部良形になります。
暗刻ヘッドレスもつよい
ヘッドレスは奥深いので別途記事にしたい
書いたらリンク貼るよ!ちょっと待ってね!
ヘッドレスは受け入れは広いが、複合形や暗刻がないと単騎聴牌になることもある問題児さんです。
悪形(5種15枚)
良形(13種42枚)
数え間違ってるかも
さいひろ!最広!
悪形は1mと東のくっつき(笑)の形です。
良形は2~9mと1~5sで聴牌、うち247mと3sが愚形聴牌となります。
孤立牌の強さで受け入れ枚数は変わってきますが、ざっくりと
よわい 字牌>19>28>3~7>亜両面>中膨れ>4連形 つよい
で強くなっていきます。
孤立牌の強さの序列も細かい話するといろいろあるんですわ
これも書いたらリンクはるます!ちょっと待ってね!
一向聴には4種類あって、
よわい 余剰牌形>完全一向聴>ヘッドレス>くっつき つよい
一般的にはこの序列になっています。
ただし、完全一向聴とヘッドレスとくっつきに関しては、入れ替わることが多々あります。
序盤であれば打点と良形の枚数を、終盤になるにつれて受け入れ枚数を重視して選択します。
この手配から何を切りますか?
2m?5m?9m?2s?
迷いますが、くっつきが強いと知っていれば、「よくわからんけど2m!」って言って正着になったりもします。
くっつきに取れる牌姿の中には、もちろん完全形に受けた方がいい手牌もありますが、
とりあえずくっつきに受けておけば、一番受け入れが広いので大やけどはしません。
まとめ
一向聴には4種類あり、
くっつき>ヘッドレス>完全一向聴>余剰牌形
の順で受け入れが広い
これを意識するとややこしい一向聴でしれっと正解を選べるようになる・・・かもしれない
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