雀魂公式の解析AI「MAKA」が、ついに三麻に対応しました。
これまで四麻専用だったため、雀魂三麻プレイヤーにとっては待ちに待った機能追加です。
「果たして実用性はあるのか?」「他のAIと比べてどうなのか?」
今回は実際に使ってみて感じたメリット・気になる点をまとめてみました。
1. MAKAとは?
MAKAは雀魂公式の牌譜解析AIで、局単位と半荘全体で評価ランク(S+〜D)を表示してくれます。
また、打牌ごとに推奨度合いの数値を出してくれます。

段位戦、友人戦、大会ロビーの牌譜に対応しており、これまで四麻限定だった解析が、2025年8月20日のメンテナンス後から三麻にも対応するようになりました。
公式発表はこちら→『雀魂 公式HP https://mahjongsoul.com/news/301 』
「自分の打牌の良し悪しを客観的に知りたい」という人には便利なツールです。
2. 三麻検討AIについて
三麻対応AIは実はMAKAだけではなく、すでに他にもあります。
Bigcoach(ビッグコーチ)というAIで、曰く、
「AIは天鳳三人麻雀モードで三つの十段アカウントを達成」
「安定した実績で、鳳凰卓レベル以下のアカウントは一つもありません」
との事です。
実際に私含め多くの方が使用しており、実力、解析能力については保証できるものです。
麻雀AI検討 Bigcorch ←こちらから利用できます 無料です
雀魂の牌譜はもちろん、天鳳の牌譜の検討もできます。
天鳳ユーザーの方は、現状私の知る限りでは上記のBigcorchしかありません。
結論から言うと、Bigcorchのほうが精度は高いかと思われます。
ただ、魂天を目指す上で、検討の補助として使う場合は、MAKAでも十分参考になります。
雀魂ユーザーで「手軽に自分の打牌を確認したい」という人向けには、MAKAの利用価値は十二分にあります。
3. MAKAの評価点
アプリ内でワンクリック解析
外部ツールを使わず、雀魂アプリだけで牌譜検討が可能です。
上で挙げたように三麻の牌譜を解析できるAIツールとしては「bigcorch」がありますが、牌譜URLのコピーなどがいらないのと、雀魂アプリ内で完結するので、こっちのほうがかなり楽です。
無料で1日10半荘まで解析可能
普通に打つ分には十分なボリュームで、無料でここまでできるのはありがたいです。
気軽にバンバン使っていける検討数と思います。
直感的にわかりやすい評価ランク
S+〜Dのランク表示で、初心者〜中級者でも理解しやすく、学習のきっかけになります。
より上のランクを目指すのはモチベーションになります。
牌理・押し引き判断については高精度
上記2要素については高精度でできているように感じます。
牌理はまあAIなので当たり前と思う方もいるかもしれませんが・・・
初級者の方で、シンプルに何切ればいいのか分からない、みたいな時の参考にはちゃんとなりますよってことです。
押し引き部分については上記のBigcorchと比較しましたが、似たような方針となることが多かったです。
ただし数値では、Bigcorchでは一択(98対2とか)になっていてもMAKAでは65対35みたいになっていることもあります。
そこは注意して見ましょう。
4. MAKAの注意点
当たり前だが、AIの選択が最善手とは限らない
例えば四麻の検討AIに「NAGA」がありますが、NAGAにもタイプがいくつかあり、局面によっては推奨手が割れることがあります。
同じようにMAKAでも必ずしも最も期待値が高いものが常に推奨されるわけではないので、MAKAで高い評価が出たとしてもそれは「MAKA度」が高いということにしかなりません。
あくまで一つの指標である、ということを念頭に置いて使用しましょう。
曖昧な数値、回答が多い
最善手自体はBigcorchと一致しているが、Bigcorchでは一択(98対2とか)になっていてもMAKAでは65対35みたいになっていることもあります。


上は同じ局面をそれぞれで解析したものですが、
Bigcorchでは9p切りが99.65と完全に一択と示しているのに対し、
MAKAでは推奨打牌こそ同じく打9pですが数値は41、打8pも20、打7pも17となっています。
このようにほぼ一択の様な選択肢でも、他の選択肢もアリかも・・・?みたいな数値を出してくることがあるので、
念頭に置いて使用しましょう。
点棒状況判断が甘い
個人的には一番ここがネックであり、上で挙げた「bigcorch」との差かなと思います。
オーラスやラス前でも、点差があるのに手なりに近い打牌を推奨する場合があります。
状況に応じた押し引き判断はまだ十分に反映されていない印象です。
フラットな局面での牌理などには強そうなので問題なく検討出来ますが、
南入後や大きく点差がある局面などでの検討は鵜呑みにすると危険です。
立直判断も怪しいところアリ

この局面で、7p切り立直と7p切りダマが同じ数値となっています。
リーチが黄色になっているので立直が推奨手ではありますが、ほぼ互角に見えますね。
実際の局面はかなり立直一択の局面でしょう。
実際Bigcorchでは立直が93となっています。
MAKAは守備型のベースなのかもしれませんが、それにしても立直の推奨度合いが低く、
消極的すぎると言わざるを得ません。
他の人の牌譜のURLをコピーしても解析は不可
やってみたけどできませんでした。
自分の牌譜のみMAKA解析が可能です。
この記事で記載しましたが、多分四麻も共通の特徴なので、あえて書く必要はなかったかもしれません。
5. そのほかMAKAの仕様っぽい特徴
上位3候補の割合のみ表示される仕様
なんで、表示されている数値の合計が100にはなりません。
また、数値の差は正直ややわかりにくく、どの程度から大差の選択肢なのかがややわかりにくいです。
数値差が3程度だと微差なのか誤解してしまい、「何切ってもいいのかな?」と思ってしまうこともあります。
そもそも数値の差がどの程度で大差なのか、というのがわかりません。
今のところ5の差があれば割と有意差があるかなと思っていますが、まだ検証数が少ないのでこれから。
副露型がベースっぽい
役牌などはかなりバラバラでも鳴きとスルーが互角に出ることが多いです。
MAKAの推奨より少しスルー目に考えたほうが、安定する印象があります。
字牌の切り順は枚数重視っぽい
検証数がまだ少ないので、何とも言えませんが、基本は自分が重ねやすいように見た目の枚数重視で手組している印象です。
(萬子)→オタ風→役牌の順序で切り出すことが多いです。
また、生牌の三元牌と1枚切れダブ東などでは生牌残しの手順が多かったです。
基本的には自身の重ねやすさを最重視していそうで、オタ風と萬子の比較でも、相手に重ねられる前に切るような思考はあまりなさそうです。
ただ、検証数が少ないので、今後要検証。
手組みはシンプルタイプ
基本字牌を切ってから19を切るみたいな
フォロー牌の先切りなんかもあまり見ない
真っすぐな進行を好むイメージ
しょうがないですが、途中流局など早期決着の際の評価は不安定
当たり前ですね。
これでCとかD評価が出ても気にしちゃだめです。
おそらく局の評価は「ミスの数」で決まっていそう
「軽微なミス5個をした局」と、「他は完璧だが1回ウルトラミスをした局」だと軽微なミスの局(半荘)のほうが低評価になるイメージです。

上の画像は、押し間違いでポンをしてしまった局面です。
明らかに押し返し出来ないバック仕掛けで、安全牌を消費してしまう圧倒的悪手のポンをしてしまった局ですが、
こんなひどいミスをした局でも全体評価はS-と、そこそこの評価が出ています。
ミスの重さについてはそこまで見ていないのかもしれません。
これも今後要検証
総合評価S+はかなり出にくいですが、学習効果には支障ありません
私も頑張りましたが、S+はまぁ出ないです。私が未熟なだけかもですが。
一緒に頑張りましょ。
ただ、上でも述べた通り、あくまで「MAKA度」の指標みたいなもんです。
こだわり過ぎもよくないということは念頭に置いておきましょう。
6. まとめ
- 便利さ・手軽さはMAKA最大の強みであり、十分利用する価値はある
- Bigcoachに比べると判断が甘いところはあるが、初中級者には検討としてかなり有効
- 上級者でもかなり参考にすることはできる
- 雀魂三麻プレイヤーは、まずMAKAで自分の打牌を振り返るのがおすすめです
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