四人麻雀はうまくいくのに三人麻雀だと勝てないあなたへ てっとり早く適応する方法をお教えします!

「三麻セオリー」記事用アイキャッチ画像

妙に説明的なタイトルになりましたが、そういう話をします。
私自身も元々四麻専門でやっていましたが、時間効率を求めて三麻の世界へ。
自分もアジャストするのに時間がかかったので、これから三麻をやろうとしている方へいろいろ教えられるのではないかと思います。

基本的には四麻は普通にフリーレベルで対人トントン以上だけど、三麻になると対人負け越しになってしまう
くらいの方が、どういった心構え、スタンスで打つべきか、みたいな内容です。

ある程度座学とかできる前提での、三麻特有の戦術、方針についてなのでそこはご容赦ください。

目次

なぜ四麻感覚を三麻に持ち込むと好成績が出ないのか

それは三麻特有のセオリーや感覚のズレが起きるからです。
もちろんこれだけ伝えても何も伝わらないのはわかっていますので、具体的な違いに触れていきます。

福地誠氏のnoteに「一番手の遅い4人目がいない世界」と表現されていましたが、まさにそんな感じです。
三麻は四麻よりも、局面のシビアさが煮詰まっている感覚です。

打点が違い過ぎる

当然三麻と四麻では平均打点が大きく異なります。
フリーの全赤三麻の具体的な数値は分かりませんが、体感ベースで親の立直の平均打点は14000点くらい(多分)あります。ホンマか?
いつもの四麻と比べて、あまりにも手牌価値に差があるので、押し引きや牌効率など様々な判断に影響が出ます。

結果的に、「自分がドラを持っているから、多少押しても大丈夫」という四麻的な感覚が通用しなくなります。

牌の危険度が上がる

萬子の両面が存在しないことで、18本あった筋が12本しかありません。
それによって無筋1本あたりの危険度が上がっています。
また、伴って字牌の危険度も上がりますし、牌種が少ないことでダンゴターツが生まれやすく、複合系などの通常四麻では想定しにくい放銃が増えてしまいます。

これによって、押し引き全般に影響し、「このくらいの牌で押したらいいのか降りたらいいのか分からない・・・」というケースが増えてしまいます。

ついつい鳴くと地獄の入り口

後述しますが、三麻は鳴きが弱く、逆に立直が非常に強いです。
四麻感覚で役牌などを「とりあえずポン」としてしまうと、愚形残りの安手から立直で押し返される、みたいな地獄みたいな局面にすぐ突入します。

四麻の鳴きの感覚で、何でもかんでもポンとしていると、上級者に食い殺されるのは必至です。

染めたくなる

四麻ではホンイツは非常に強い役で、打点もあるので牽制効果も込みでよく狙う戦略が有効です。
しかし三麻では染めが弱いです。
ネット麻雀ルールであれば、まだそれなりに強いですが、全赤ではホンイツは非常に弱いです。
ここはフィールドで使い分けてほしいですが、全赤であれば染めよりも逆色の5を使えるメリットが大きく、特に3~7の牌は1枚だけでも残すほうがいいケースが多いです。

四麻感覚で打つと、「もうちょっとで染まる」ように見える手が多く、つい一色手に行きがちです。
しかし、三麻では染めずに自然に手組みをするほうが有効です。

三麻のセオリー 方針や意識面

ここからは実際に打つ上で、どのような方針で打っていくのがいいのかって話になります。

傍観者では勝てない

四麻では、放銃を徹底的に避けて、明らかに先行しているときにアガリを取る。
この戦略で、ラスをかなり引きにくいゲーム性なので、特にネット麻雀では有効になります。
雀魂や天鳳などでポイントをためやすいかと思います。

しかし三麻はアガリが取れないと無放銃でも容赦なくラスらされるゲーム性です。
焼き鳥ではほぼ間違いなくラス。
1回2回程度のアガリでもラスになることは珍しくないです。

特にフリールールなどの、ツモ損なし、祝儀ありのルールではツモられだけでも多くの失点をしてしまって、
結局オーラスやラス前に無理な手作りや無理押しをせざるを得なくなってしまいます。

放銃を恐れすぎず、しっかりと参加して、アガリを取りに行きましょう。

具体的にはベタオリのし過ぎは、どんどん参加率が下がって、いわゆる「ツモられ貧乏」になっていきます。

親vs子のゲーム性

三麻では親番が非常に強いです。親番は絶対王者です。無理に逆らったら死にます。
親の立直には簡単には向かってはいけません。


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ドラ西
このくらいの打点と受け入れ枚数、副露でのスピードアップが可能な手で一向聴から親リーに真っすぐ押せるギリギリかなと思います。
ドラ対子でなかったり、親が華2以上など、マイナス要素があれば、
上のようなパッと見かなりの好手牌でも西の対子落としや初の暗刻落としで回っていくことになります。

なんで、子の立場であれば、親リーが来る前に流せるように立ち回りましょう。
言い換えれば、親は可能な限り最速で立直を掛ける。子はそれを阻止する。
親リーがかかったら半分ゲームセットの気持ちで捌きに行きましょう。

子は守備意識ももちろん大事ですが、かといって安牌をため込んで専守防衛はあまりおススメしません。
親のツモアガリを受けても跳満や倍満で10000点近くの失点は容易に起こり得ます。

三麻にセーフティーリードはない

そのままの意味です。
三麻に安全圏はありません。
50000点差程度なら親番1回で捲るケースは多々あります。許せる範囲でできるだけ点棒を積み上げましょう。
いくらあっても安心するのは慢心です。

逆に言えば、トビ終了が目指せるときはきっちりトドメをさすことも重要になります。

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東3局1本場13巡目 ドラ7s 自家(親)52000 南家11000 西家 42000
いかにも作った状況ですが、このような状況であれば、きっちり立直して、倍満ツモで南家を飛ばしに行く方がいいかと思います。
少ないケースですが、跳ツモで耐えさせてしまった結果、次局トリプルツモられや、南家が復活してきてややこしいことになったり、ということが往々にしてあります。
「三倍満なんかそんな起きんやろ」と思うかもですが、言うても全赤ならままあります。
たまに起きたときに、ウルトラもったいないので、決めれるときには決めきりましょう!

三麻での手組

立直は最強

圧倒的ハイパー壊れコマンドが、三麻には存在します。
それが「立直」です。

四麻でも立直は文句なく強いですが、三麻ではそれに輪をかけて強いです。
三麻は牌種が少ないので、より強いコマンドになっており、
立直をかけた際の一発率は約2割、裏ドラ率は約4割と猛威を振るっています。

基本的に面前聴牌のほぼすべての手が立直を打つべき手牌です。
「立直判断」という言葉がありますが、三麻では「ダマ判断」と言い換えたほうがしっくりきます。
また、手牌進行も多くの手牌が、立直を前提とした手組みをすべきです。


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東1局 親 7巡目
打9p推奨
ほんとか?個人的にはダイレクトの一通よりも、123456pツモすべてが活きるよう打9p推奨
そのあと索子の拡がりから打8pとして盤石の形

もちろん教科書的には打3pとして一通の一向聴に取る、と教わるのはわかっていますが、打3pとすると筒子の有効な受け入れが14789pになります。


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東1局 南家 配牌
西切り推奨
この程度のちょいまとまりが悪い、くらいの手ならスルスル伸びることもよくあります。
配牌オリなどは基本しないほうがいいでしょう。
打9pや打8sは受け入れを減らすのでNG

とりあえずよくわからなければ、
「まっすぐ手を進めて、テンパったら立直!」
で割とうまくいきます。
変に手役を追ったりせずに、とにかく何でもかんでも立直を掛けましょう。

「鳴き」が弱い

上記の立直が最強と対になる内容ですが、
立直が強い分、鳴きが相対的に弱くなっております。

四麻はガシガシ鳴いていける人のほうが強者であることが多いですが、三麻は面前型が強いです。
副露率でいうと四麻の天鳳位の方は約35%程度であるのに対し、
三麻天鳳位の方は約25%となっています。

チーによる愚形解消がないことと、1回のツモ番の価値が大きいのが理由です。
この2点により、速度上昇のお陰茎が少ない、かつ受けにくくなっています。
四麻ならとりあえず役牌ポンや、喰いタンでアガリに行きますが、この辺をそのまんま三麻でやってしまうとかなり勝ちづらいイメージです。


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例えば東1局でこの手牌から中が出てもスルー推奨です。
四麻ならとりあえず役牌を仕掛けておいてガシガシアガリに行っていい手牌ですが、
三麻ではNGです。チーでの愚形解消もできないです。

三麻の鳴きに関しては↓の記事でも解説しています!

ポン聴、好形ポンシャンテンはポン、それ以外はスルー

鳴きに関しての補足で、上の通りです。
愚形の残る聴牌以外の鳴きは弱いのでスルーを推奨します。


牌牌牌牌牌牌牌牌牌牌牌牌牌


などの手牌から赤5pが出たとしてもスルー推奨です。


牌牌牌牌牌牌牌牌牌牌牌牌牌


のようにポン聴になるなら鳴きましょう。

打牌理由に「打点」はいらない

打点を見ないというと言い過ぎですが、打点が違うから受け入れを狭める、というのは基本的に三麻ではありません。
枚数の多いほうに機械的に受けましょう。

(E)手牌情報の文法が不正です: 位置 0: 111m1344a56789p33s
打1p立直
四麻では打1p立直が2600に対して、打4pがダマで5200、立直なら満貫なので打4pとしますが、三麻では待ちの枚数が多いほうに受けます。
そもそも全赤であれば5がこぼれるのは激痛ですし、ネット麻雀ルールでもあとから北抜きや裏ドラなどで打点がついてきます。
何より、相手の手牌価値も高いので、押し返されて致命傷になる前に自分が上がりきることが何より大切です。

(E)手牌情報の文法が不正です: 位置 0: 123a566788p789sFF
打8p立直
これも四麻では字牌の出やすさと打点面も込みで打6pシャボ立直としますが、三麻では基本は両面立直です。
字牌の出やすさ自体はもちろん三麻でも高いですが、枚数が少ないというところが三麻では罪になりやすいです。

大体こんなところでしょうか。
牌効率と押し引きが普通程度にできて、上の意識があれば、対人で大きく負け越すことはないと思います。
なお一切責任は負いません笑

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この記事を書いた人

麻雀やってます。
「かんろじ たかあき」と読みます。
名古屋の三麻プレイヤー。ザンリーグ東海所属。
思ったことをぽつぽつと語れたらと思います。
三元牌は白、中、發の順で切ります。

コメント

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