はい。嘘つきました。6ブロック打法は必要です。
タイトルは言い過ぎです。自覚してます。
まあ何が言いたいのかというと、6ブロックにするべき手牌がまだ分からない、初級者や中級者のうちは、全部5ブロックに受けた方が成績が安定するのでは無いか?ということです。
というのも、多くの(微妙な)手牌で5ブロックにとるほうが良く、6ブロックにとるべきとされている手牌でも、5ブロックにとってそれほど悪くなく明確に優位という手牌が少ないからです。
ただ、誤解の無いように先に言っておくと、正しく判断できるなら6ブロックも取り入れたほうがいいです笑
よくわからなければ5ブロックにしてしまえばいいんじゃね?という話です。
そもそも5ブロック打法とか6ブロック打法がよくわからないよ!って方は以下の記事から

結論だけ先に述べると、実践ではそもそも5ブロックに受けるケースが圧倒的に多いです。
というわけで牌姿を挙げてみていきましょう。
前提として、特に記載がない場合は点棒状況などはフラットとしてください。
また、厳密に5ブロックが優位というわけではなく、5ブロックに受けてもそんなに悪くないよね(だからよくわからなければ5ブロックに受けちゃえばいいんでない)、という趣旨なので、実際には6ブロックが優位な牌姿も交じっております。
打牌の優劣というよりは考え方の記事なので、そこはご了承を。
愚形含みのケース
打8pとする6ブロック打法も候補ではあるが、いずれ払う二度受けで一番機能低下している愚形をここで払う打1pでおk。
上記を少し変えた手牌で愚形フォロー牌をなくしました。
さっきよりも8p切りたい感はありますが、これでも最も弱い打1pでもいいでしょう。
このような牌姿で赤を使い切る&ターツ選択保留で打4pも考えられますが、
別にシンプルに一番弱い89p落としで問題無し。
鳴き手なので3ヘッドの手組みにできるのも大きいわね。
というわけで愚形含みのケースはフォローのない愚形払いでOK
ブロック打法を説明してるサイトとかって良形塔子だらけのことが多い気がするので、愚形のケースは書いておきたかった。
良形ターツのみのケース
純粋な両面だらけのターツオーバー。
打8pとして両面選択を先延ばしにするのがよく推奨される。
ただここで打1mとしても、69pは裏目だが手広くなるフォローが利くので、そこまで劇的に悪いとは思えません。
この牌姿が
だったら、役牌暗刻で鳴きを考えられるので、どこかの両面切りでやはり5ブロック進行。
みたいに、両面の受けにフォローがあったり、二度受けであれば、打8sでいい。
ようするに6ブロックに絶対にしたい、純粋な両面だけのケースって割とレアだねって話。
また、これはほかの方のnoteで似た牌姿を見かけたのですが、
南はポンしてるものとして、
超序盤に上記の様な手牌であれば、まっすぐホンイツの打2sとせずに、打6pとするのが有力と思います。
待ちや染め色を保留でき、相手に読まれにくくなり、河がド派手になるのを少しだけでも抑えてくれます。
強孤立牌を1ブロックとみなすケース
個人的にこのケースが一番6ブロックを採用したいが、無理やり全部5ブロックにできるだろうか。
以下検証
ドラ5p
愚形含みのケースだが、ダブドラの5pを実質1ブロックとみなして打9sで5ブロックに。
なんで愚形から紹介したかというと、
と、この牌姿だとかなり打4sとしたいからです。さすがに一向聴でダブドラ放流は淡泊of淡泊ですが、とはいえ良形立直が打てるのであれば保留としたい。
打点上昇が著しい孤立牌持ちの場合も5ブロックに受けないケースが有ります。
などの手牌は打点がないから躱し手として打中として目いっぱいというのももちろん有力ですが、
打2pとするのも面白いです。
もちろん中引き以外に受け入れはないので厳しいですが、2p2枚の受け入れ犠牲だけで、
ミニマム2000点→32000点の打点上昇が見込めます。
上記の様な形で強い孤立牌を持っている場合に、他ターツが全て良形であれば、
良形フォローを見切って、瞬間6ブロックに受ける選択は有りといえます。
まとめ
愚形含み→その場で一番弱い愚形を払って、全部5ブロック方針で悪くない
良形だらけ→同じく現状で弱い塔子を選んで、5ブロック進行で悪くない
ただし全部が純粋両面の場合は一考
打点上昇の孤立牌持ち、かつ他の塔子が全て良形→このケースだけ両面固定して6ブロック進行
もちろん上記が完全に期待値に沿っているわけではないですが、よくわからないならこれでいいのではないだろうか。
とかいいつつ私は6ブロック好きなんだけどね。
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