MAKAを使っているのに成績が伸びない。
それは見ている場所が間違っているだけかもしれません。
雀魂の麻雀検討AI「MAKA」を使い始めたものの、「どこを見ればいいのか分からない・・・」「全部チェックしてたら時間が足りない」といった状態になっていませんか?
なんとなく「なんか三人麻雀だとBとかばっかりなんだけど!」とか「Sが出たのにラスかよ・・・」とかそんな感じにエンジョイして終わっていませんでしょうか。
この記事では、MAKAでどこを検討すればいいのか分からない、という人のために、レベル帯別にどこを重点的に見ればいいのかなど解説していきます。
そもそもMAKAの使い方が分かりませんって方は下の記事で解説しているので、良かったらこちらも見てみてください。
レベルアップのために非常に役に立つツールなので、覚えておいて損はないです。

レベル別検討すべきポイント
雀魂のAIなんで、雀魂の段位にのっとってレベル別に、「ここを検討した方がいいよ!」ってポイントを上げていきます。
なかなか段位が上がらなくて悩んでいて、でも何を見たらいいか分からないって人は、まずここをチェックしてみてください。
雀傑までくらい



牌効率のミスを見つける
まだ初級者さんと言えるこの段階では、見るべきポイントは主に「大きなミス」「牌効率のミス」を見つけることが大切になります。
具体的には、
・相手から立直や鳴きといった攻撃を受けていない段階の序盤の指摘
・一向聴での指摘
・MAKA推奨度が0の指摘
これらの指摘を確認するのがいいかと思います。
これらの指摘は成績に直結するものが多く、例えば一向聴はもうすぐ聴牌して上がれる可能性が比較的高い段階になります。
また、序盤のミスは、孤立牌として変に字牌を残す悪癖がついていないかなどのチェックが出来ます。
字牌を持ってはいけない理由は↓で解説しています。

ちょっとした差なら問題無し!
MAKAは数値でいわゆる推奨度を出しています。
例えば35対42みたいなちょっとした差の選択なら、語弊がありますが今の段階なら35のほうでも選べていればOKです。
数値的には10程度の差までなら許容でいいと思います。
なぜならこの段階では、細かい選択精度よりも大きなミスを減らす方が成績への影響が大きいからです。
あと字牌同士の比較も今はどっちでもいいです。
西から切るべきか、北から切るべきか、みたいな話は一応「こっちがいいとされている」みたいな話はありますが、それを気にして他がおろそかになっては本末転倒です。
よく分からない指摘は無視でOK!
これはAI検討の難しいところなんですが、AIはなぜその打牌がいいのかは説明してくれません。
例えば天鳳の牌理機能を使って受け入れ枚数の確認などはできるので、それは積極的にしてほしいところですが、打点や手役が絡んだりすると、理由が総合的になり難しくなります。
そういった指摘を今の段階で考えることは、意味がないとは言いませんが、少なくとも効率的ではないです。
なので、「なんでこっち切ったのかわからん」って指摘は今はスルーして大丈夫です。
相手の攻撃への対応も今は無視!
相手への押し引きは、これも様々な要素を考慮して判断をしなければいけないので、理由が一言で表せなくなります。
鳴き相手なんかだと、相手が聴牌している確率なども考えなくてはいけないので、こういう難しいのはさっきのと同じ理屈でスルーしましょう。
雀傑までの段階であれば、基本的な牌効率をしっかり学ぶことで、劇的に成績が改善します!
雀豪前後(雀傑後半、雀聖定着が出来ないくらいも対象)



初級者を卒業するかなくらいのレベル感かなと思います。
このレベル帯であれば、上で指摘のあった項目のおさらいと「基本的な押し引き」と「大きな指摘の鳴き判断」まで確認していきたいところです。
・相手から立直を受けたあとの指摘
・念のため放銃シーンの確認
・推奨度の差が大きい鳴き判断
などを押さえていきたいと思います。
立直への押し引きは成績に直結
立直への放銃は致命傷になることも多く、押し引きの中でも当然最重要の項目です。
まず立直に対してちゃんと安全牌を切れいているかどうか、現物がなくなった際に一番安全な牌をちゃんと選べているか、放銃になった際に問題のない放銃だったか、といったところを確認するのがいいと思います。
中でもやや躓きやすい箇所として、現物がない場合の無理やり降りる手順などは考えていきたいところです。
そのうち絶対に「降りたいけど、現物がない・・・」ってシーンには遭遇して困ると思うので、この知識を身に着けてほしいです。
私が門下生の検討をしていた際もここで間違えている人も多く、例えば筋の牌が1枚あるが、それを切ってもあとが続かない上にアガリの可能性がほぼなくなる、みたいな場合は無筋でも端牌の暗刻落としをしたほうが、トータルの安全度が高いケースは多いです。
またブロックを丸ごと落とすことで、大きく形を崩さずに回ったりも時にはできます。
鳴きに関しても大きなエラーをなくす
特に三麻では鳴かない判断が大事になります。
特に四麻をもともとやっていて三麻にも挑戦する人は、鳴き判断を苦にするケースが多く、例えば雀頭が無くなってしまう役牌のポンなんかは四麻では積極的に鳴きますが、三麻ではかなり悪手になるケースも多いです。
雀豪付近のレベルなら、簡単な押し引きを学んでいくことで、ある程度玉の間などでも戦えるようになっていきます。
雀聖以降


雀聖にタッチするくらいに打てるようになれば、そもそも自分である程度検討したり考えたりする力もついているかと思います。
こうなってくると、
・実戦で迷った場面(指摘の有無にかかわらず)
・受け入れ枚数が少ない方を推奨された局面
・対鳴きも含めた押し引き
といった局面を検討していき、選択の再現性を高めるのが有効になります。
迷う局面は次間違える
迷った局面というのは、仮に今正しい選択が出来ていても、次に似た局面が来たときに間違える可能性が高い局面です。
迷ったということは、その局面の判断基準がまだ自分の中で言語化されていない状態だからです。
そもそも雀聖に到達できるレベルで迷うということは、ある程度微差であるケースが多いと思いますが、その際の再現性を高めるのがレベルアップにつながります。
これはMAKAの推奨と同じでも違っても、自分が迷った局面であれば対局後にすぐに確認しましょう。
特にMAKAと一致していると、つい検討時でもスルーしてしまいがちなので注意です。
そろそろ狭く受けるパターンも学んでもいい
この段階まで来たら、受け入れ最大を崩す選択も学び始めるタイミングです。
もっとレベルの低い段階で打点を見た手組みや先切りなどの、受け入れ最大でない選択に「手を出し始めると、そもそもの牌理がぐちゃぐちゃになってしまいます。
大前提ですが、手を進めるうえで一番大切な判断基準は「牌理」、つまり「絵合わせした時に一番絵が合うようにすること」です。
そんなセオリーを壊して、意識改革がちょっと必要な時期になりました。

基礎が出来ていない段階では、こういったセオリーに反する選択を学ぶのはむしろ悪影響です。
基礎が出来てきたこのくらいから、「この局面では最大に受けていないけど、こういう理由かな?」という箇所を検討し始めましょう。
対鳴きの押し引きは一番実力差が出る箇所
鳴き手に対する押し引きは、実力差が最も出る分野の一つです。
人によって判断基準が大きく分かれる分野で、かなりラフな人か中級者未満には多いです。
対立直に、ある程度適切な押し引きが出来ることは前提として、副露に対しても引く局面を考えたり、終盤にはダマケアをしたりといった要素も身に着けていきましょう。
雀聖まで行くと、単に「MAKAが〇切りだからこれが正しいんやな!」といった話でなく、そこから一般化してセオリーを身に着けたり、複雑な局面でも様々な知識やツールを活用して選択の再現性を高めるためにMAKAを参考にするくらいの感覚です。
つまり、ミスを探すためにAIを使うのではなく、自分の判断基準の感覚をアジャストするためにAIを用いて検討するイメージです。
まとめ
MAKAは非常に優秀な検討ツールですが、最も大切なのは「全部を見ること」ではなく「今の自分に必要な部分を見ること」です。
初級者は主に牌効率、中級者は押し引き、上級者は判断精度。
この優先順位を間違えなければ、検討効率は大きく上がります。
検討とは、正解を覚える作業ではなく、正しい判断を再現できるようにする練習です。
自分のレベルに合った検討ポイントを意識して、MAKAを“成績が伸びる使い方”で活用していきましょう。

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