四人麻雀では、とりあえず役牌を鳴いて手を進めるのは基本の一つです。
愚形でも、ブロックが足りなくても、「まずは役を確定させる」という発想は決して間違いではありません。
しかし三麻は、鳴きが弱いゲームです。
三麻の上手い人、勝っている人はみんな面前派です。
迷ったときや愚形の残った手は、スルーして面前で進める方が強いケースが多いのです。
この記事では三麻における鳴きのセオリーを考えていきます。
☆PONG☆PONG☆PONG☆
三麻の鳴きが弱い理由
チーがない
三麻にはチーが存在しません。
チーがないことにより、カンチャンやペンチャンといった愚形ターツを捌くことが出来ません。
それに加え、そもそも1回のツモで有効牌を引ける可能性が高く、この2点から四麻の時ほどスピード上昇の恩恵が少なくなっています。
また、順子で作る役である、一気通貫やチャンタなどが作りにくいこともあります。
役牌やタンヤオ、トイトイなどは作れますが、選択肢は少なくなっており、役を確定させづらいのも厳しいです。
守備力の大幅な低下
これは上のポンしかないことに通じますが、鳴きが全てポン(カン)なので、相手の現物を2枚消費してしまします。
しかも三麻のほうが有効牌を引きやすく、相手の立直の反撃にあいやすいです。
さらにさらに四麻では2000点の両面聴牌などは対立直でもかなり押していけますが、三麻は平均打点がぶち上っているおかげで、満貫未満の両面聴牌は最後まで押し切ることができず、どこかで降りの判断を強いられます。
上の理由から結果、守備力も大幅に低下します。
立直が強すぎる
鳴きそのものが上で述べたように、四麻ほどメリットが少ないことに加え、立直の脅威が増しています。
牌種が少ないことによって、一発や裏ドラの複合率が高まっており、ドラの枚数が多いことと相まって平均打点が非常に高いです。
全赤三麻のデータがないので、主観になりますが、親立直の平均打点は多分14000点程度かと思います。下手したらもっとあるかも。
その立直を放棄する行動が鳴きなので、鳴くデメリットが際立ってしまいます。
適正な副露率
先に数値を伝えますが、三麻ではおそらく適正な副露率はおよそ23%~25%程度かと思われます。

上記の表は天鳳の初段以上の副露率のグラフです。
明確に高段位者ほど副露率が下がっています。
全赤三麻についてはデータがないので何とも言えませんが、平均打点が上がっていることによって、スピードに寄せるメリットが増えることによって少し鳴き寄りに傾き、祝儀があることによって面前立直寄りに傾くので、結果的に適正副露率はそれほど変わらないと思っています。
というわけで多くの人が鳴きすぎています。
迷う牌姿、愚形残りの牌姿はかなりスルーでオッケーです。
その他のスタッツの適性値も気になる方は↓の記事で話しています!良ければ!
(記事作成中。出来たらすぐ貼ります)
四麻では鳴くが三麻でスルーする牌姿
当然ですが、アガリトップだったりラス目だったりで打点に制限のあるケースでは調整してくださいね。
基本平場想定です。
・副露基準について
三麻は鳴きが弱いです。
鳴きそのものが弱いことに加えて、立直があまりにも強いので、さらに弱いです。
弱い理由は調べれば簡単に出ますが、
・愚形解消ができない(チーができない)
・門前で有効牌を引く可能性が(四麻と比べて)高い
・ポンなので守備力が下がる(相手も相対的に早いので、鳴いたあと守備に回るケースも多い)
とかその辺です。
おそらく適性副露率23%前後です。(四麻は35%~程度)
というわけで多くの人が鳴きすぎています。
迷う牌姿、愚形残りの牌姿はかなりスルーでオッケーです。
四麻では鳴くけど三麻では鳴かないケース
当然ですが、アガリトップだったりラス目だったりで打点に制限のあるケースでは調整してくださいね。
役牌バック
基本役牌バックの仕掛けはあまりしません。













出る1s → スルー
白からであればポン材残りと両面なので悪くは無いですが、バックは基本しません。
1sが2枚切られてしまっても、後から対子落としをして筒子を伸ばしていくだけです。焦って鳴く必要はありません。
ただ、












出る5p とかのダブルバックは鳴いて進めたほうがいいです。
ヘッドをなくすポン
ヘッドをなくすポンはほとんどNGです。











中スルー推奨
唯一のヘッドのポン鳴いてもノベタンがあるから四麻では鳴きがちですが、三麻ではかなりスルーです。
ヘッドをなくしている鳴きなので、これが前進しているといえないです。













中スルー推奨
相当門前で好形立直を打てそうです。
鳴いてもかなり上がれそうですが、これを鳴いて上がるのは機会損失になってしまうので、門前で行ききれるときはスルーしましょう。
あえて一般化するなら、くっつきの形の役牌はポンテンでもスルーのケースが多いと言っていいでしょう。
雑に言うならこんなんな間でもテンパるのでスルーで。
トイトイ
三麻の対々和はかなり弱いです。
4対子とか5対子からトイトイ発進みたいなことはやらない方がいいです。
少なくとも暗刻が1個はあるところから発進しましょう。












→ 全部スルー
四麻なら遠くにトイトイが見えるし、鳴きやすい対子が多いので、ガシガシ鳴いていっていいですが、三麻では危険です。
満貫程度で3副露前提みたいな手はNGです。
ブロックが足りてない鳴き・愚形残りの鳴き
5ブロックできてない段階では基本役牌でもスルーを推奨します。












→ 發スルー
四麻であれば、とりあえず役牌は鳴いて役を確定させる動きは強いですが、三麻ではしません。
5ブロックがかなり未確定なので、ある程度手が整ってからしか鳴きません。













→ スルー推奨
ここで挙げた物の中では微妙よりですが、スルー推奨です。
鳴いてしまうと受け入れ上打5sとするしか無いですが、そうすると愚形確定となります。
それなりに受け入れ枚数はありますが、基本はスルーかなと思います。
筒子が23579pなら鳴いていいです。
まとめ
やはり門前の放棄になるので、立直というアルテマウエポンを手放すのが痛いですね。
ある程度門前立直が打てそうな手ではかなりスルーよりになります。
あとは打点がない鳴き、遠い鳴きはどちらもかなり罪深くなります。
鳴いた時点で0メンツ、みたいな鳴きはほとんど肯定されません。
ほかに雀頭候補がないときの役牌ポンもかなり悪手になるケースが多いです。
上の理由で、三麻は鳴きが弱いので、迷ったらスルーして面前で進めるのが◎
適正副露率は23~25%前後。鳴きすぎは期待値のロスになります。
迷ったら鳴かずに面前で進める!これだけ意識すれば、三麻でも安定して戦えるようになります。

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